FXで大損する理由は

FXといえば、ハイリスクハイリターンとして知られる金融商品です。FXで大儲けをした人もいれば大損した人もいますが、いずれにしてもFXの仕組みを理解することが損失を防ぐポイントになります。FXは外国為替証拠金取引と訳されるように日々変動する通貨の為替レートを利用して売買を行うというものです。このさいに証拠金を預けることでその金額の数倍から数十倍のお金を運用することができるわけですが、この証拠金の存在がネックになります。

金融商品では決済をするまでは損益は確定していないことになります。しかし、損失を拡大させ続けると預けたお金以上になるケースがあり、そのような状態にならないように証拠金に対して評価額のマイナスが一定になると強制決済であるロスカットが行われます。この時点で、損失が強制的に確定します。証拠金が減ると次に投資するのが不可能になります。

本来は、ロスカットが発生した時点で止めるべきポイントですが、反面で相場の読みが当たって大幅な利益を得ている場合には成功体験から損を取り戻そうとする心理が働きます。このような心理になると損に損を重ねて大損になるリスクがあります。ただし基本的には証拠金以上の損失は出ない仕組みとなっていますが、追加で証拠金を預けていくことで損失を拡大させ続けることになります。いずれにしても、FXで大損をしないようにするためには相場観の読み取りと損失に対する許容範囲をしっかりと決めておくことがポイントになります。

このため損切りする勇気も必要ですし、一定のルールに則って取引を行うことが必要です。

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