給付金誤送金事件でたびたび話題に挙がった決済代行業者は、事件の影響から悪いイメージを持つ人も増えてしまいました。決済代行業者にもさまざまなものがありますが、オンラインカジノにおける業者の役割は、国内から海外に簡単に早く送金するためのものです。銀行送金ではなく、クレジットカードやデビットカード、仮想通貨などで送金するときのパイプ役として登場します。業者は大きく分けると2パターンあります。
決済代行業者自体もオンラインカジノの関係者であるケースと、全く関係ない決済だけを行っている業者であるパターンです。実際にお金を送金する場合は銀行を経由したり仮想通貨の送金が発生したり、様々な手数料が発生します。業者がオンラインカジノの関係者だった場合、画面上では送金しているように見せるものの、実際のお金は業者の口座の中にプールしておくことができるので、手数料を節約することができます。世の中にはたくさんの決済代行業者があるため、全く関係ない業者であるケースも多くあります。
なぜ直接オンラインカジノが決済を行わないかというと、様々な決済方法を導入するのには各カード会社と契約を行ったり手間やコストがかかるため、決済専門の会社を作って同じブランドやグループで共通の会社を通すことで導入コストを抑えているのです。オンラインカジノは同じブランドが別サイトを立ち上げることも多く、こうした会社があれば新しいサイトでも簡単にたくさんの入出金方法を用意して集客することができるのです。