FX取引における損切ルールの重要性

FX取引で勝ち続けるためには多くの重要な要素があります。その中でも最低限必要だと言われているのが損切ルールです。損切ルールとは、エントリーしたのちに自分の予想と逆の動きをした場合に損切りするポイントを予め決めておくということです。何故、損切が大切なのでしょうか。

損切ルールとは、簡単に言えばリスクヘッジの一つとなります。要は、これ以上の損失が出る場合にはロスカットしてしまうということです。最大損失を予め決めておくことでそれ以上の損失を防ぐという考え方です。特に、FX取引のような証拠金取引の場合には、証拠金以上の損失が出ると即刻マーケットから退場しなくてはならなくなります。

こうならないように傷が浅いうちに損切ってしまうわけです。FX取引では、勝ち続けている限りは問題ありませんが、100%勝ち続けることはだれにもできません。損切ルールがない場合には、たった一度の負けでもマーケットから退場させられる危険性が高くなります。誰しもいったんマイナスが出てもそのうちに戻してくれると期待します。

そして、期待が外れてマイナスが大きくなると最早売却できなくなります。損切ルールを身につけなければ、永遠にこれを繰り返してしまい可能性が高いです。しかしながら、言うのは簡単ですが実行するのは大変に難しいのです。損切ルールを実行しても慣れないうちは直ぐに損切ポイントに達してしまい、勝率は下がることになります。

しばらくはこれに耐えなければなりませんが、慣れてくると自分の取引に合った損切ルールを持てるようになります。こうなるとトータルでの成績が大きく伸びてきます。実は、この段階で初めてFXという世界のスタートラインに立ったということになるのです。

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