FXはハイリターンだけどハイリスク

FXとは、外国為替証拠金取引のことです。これは数ある投資商品の中でも、非常にハイリスクでハイリターンな商品の一つです。ハイリスクというのは、要するに失敗したら大きな損失を被ってしまう危険があるという意味です。しかし、逆に成功した時には大きな利益を手に入れることが可能になるのです。

これがハイリターンの意味です。こうしたFXの持つハイリスク・ハイリターンという特徴は、レバレッジによって生じます。レバレッジというのは、元々は「てこの原理」などの「てこ」のことです。FXでは証拠金を業者に預け入れますが、その数倍から数百倍の金額で取り引きをすることが可能になります。

これをレバレッジと言うのです。つまり、証拠金にかける「てこ」のようなものだということです。通常は、レバレッジ5倍とか10倍といった言い方をしています。ちなみに日本国内のFX業者では、レバレッジの最高倍率は25倍までとなっています。

しかし海外の業者であれば、それ以上の倍率のレバレッジでも取り引きが可能です。いずれにしても、あまり大きなリスクは取りたくないFX投資家は、このレバレッジの倍率を2倍とか3倍程度に小さくすればいいのです。この倍率設定は投資家が自分で自由に調節できます。ただし倍率を小さく設定するということは、リスクが小さくなるのと同じようにリターンも小さくなってしまいます。

この点は注意しましょう。とにかく、リスクの大きな投資商品ほど資金管理も重要になってきます。大切な投資資金を一気に減らしてしまうことの無いよう、くれぐれも気を付けましょう。

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